きのう見た新聞の見出しである。
いろんなところで同じようなことが書いてある。堀江さんや村上さんのような人が現れて世の中をひっかき回すと、ふだん考えないようなことを考えるようになるのでよろしい。
で、誰のものなのか。
阪神電車のものだと思っていたが、別に誰のものでもいい。
岡田監督のものではないだろう。
選手のものでもなさそうだ。
ファンのものだと言う人が多い。
阪神ファンというのは、球場でゴム風船を飛ばしたり、道頓堀に飛び込んだりする人たちだ。とても何かを任せられるような人たちとは思えない。
先日の合宿で、ヤマハを代表するアホコンビ、どて君とみど君がタイガースの応援歌「六甲颪」を歌った。
へたであった。
そこへなんとY森さんが飛び入りで加わったのだが、これはうまいと思った。Y森さんはアメリカの50年代60年代のポップスが好きで歌うのであるが、それよりこういう応援歌、行進曲系のほうが向いていると思った。
来年は、Y森さんのスペシャルライブ「応援歌行進曲を歌う!」を企画したい。吹奏楽をバックに「六甲颪」「軍艦マーチ」「星条旗よ永遠なれ」などを歌っている間、客は店内を行進する。
先頭のバトントワラーは私が勤めます。
純白金モールの服も持ってるし。
なんの話か。
タイガースは誰のものかだ。
高砂部屋は誰のものか。
高砂親方のものなのか。相撲協会か。
やはりファンのものだろうか。
村上さんは、相撲協会の年寄株に目をつけているだろうか。
私はないと思う。
なんの話か。
タイガースだ。
阪神電鉄側は、株が村上ファンドに買い占められていると聞いたとき、事実かどうか疑ったそうだ。
これがほんとの阪神半疑だ。
事態が決定的になってから社長が村上氏と面会した。
「阪神タイガースはファンのものです」
「阪神タイガースはファンドのものです」
「うまい!一字違いで大違い」
「えーかげんにしなさい!」
「ほんとにネッ!」