若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

朝日新聞に問う。村上春樹さんって・・・?

朝日新聞朝刊を見ていた家内が、「なにこれ?」というので、なんだろうかと手に取った私も「なにこれ?」と思いました。

夫婦そろって「なにこれ?」と思ったのは、一面トップ記事です。
いや、記事じゃないかな。

白抜きの「村上春樹さんが寄稿」という見出しの横に、村上春樹さんのカラー写真。
三面に全文がのってます、というお知らせというか宣伝というか、まあそんな文章です。

村上さんがどうの、寄稿文がどうのという以前に、これっておかしくないですか。

一週間ほど前に、「9月28日の朝刊に村上さんの文章がのります!お楽しみに!」というのならわかります。
予告宣伝です。
「乞う!御期待!」というやつです。

あるいは、テレビや雑誌で、「9月28日朝日新聞朝刊に村上春樹氏寄稿!」というのもわかります。
買ってください!という切実な思いがこもってます。

それならわかるんですが、今日の朝刊の三面に出てる文章のことを今日の朝刊一面トップで大々的に告知(?)するとは、どういうことでしょうか。

これって、たとえば甲子園球場で、午後6時から阪神巨人戦があるとして、見に来た客にむかって、午後5時45分ごろ、「本日午後6時から阪神巨人戦開始!」と放送してるようなもんじゃないでしょうか。

さて、三面に、村上さんの文章が出てます。
それはいいとして、どういうわけか、またもや村上さんの写真が出てます。
一面はカラー写真、三面は白黒写真です。
どっちも、「ポートレート」という感じの写真です。
肖像画」という感じの、ぶっちゃけた話不自然な写真です。

同じ日の朝日新聞に、二枚「肖像写真」が出た人っているんでしょうか。

おかしいと思います。
朝日新聞が偏向してるとか言って批判する人がいますが、私は何とも思いません。
偏向は全然おかしくない。
右に偏向しようが左に偏向しようが上に偏向しようが下に偏向しようが斜めに変更しようがなんにもおかしくない。

しかし、「肖像写真」を二枚のせるのはおかしい。
絶対におかしい。

私は、村上春樹さんは、ウイスキーの本を買っただけです。
あとは知りませんが、朝日新聞と深い関係があるんでしょうか。

一面トップの「お知らせ」を見ただけで、三面の村上さんの寄稿文を読む気がしなくなったのは、私の性格が悪いからでしょうね。

↓ゆうちゃんのママ。