若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

プラセンタ

「プラセンタ」についてはまったく知りませんでした。
聞いたこともなかった。

車でラジオをぼんやり聞いてたら耳に飛び込んできました。
その番組の「パーソナリティ」というんですか、司会者というか、仕切ってる男性が突如叫びだしたんです。

その番組は時々聞いてます。
仕切ってる人がコマーシャルもやるのが、ず〜っと気になってました。

さっきまで落語家とふざけてたと思ったら、突如、「これは効くんです!乳酸菌がなんと100億個!その100億の乳酸菌が腸の中で・・・」などと熱烈に商品説明をはじめる。

腸の中で100億個の乳酸菌が働く様子を目で見てきたような自信に満ちた話ぶりです。

本気かな、と思います。
渡された原稿をただ読んでるだけ?
それにしては熱烈である。
乳酸菌の数をカウンター片手に自分で数えたような口調である。

熱烈な説明を聞いてアシスタントの女性がいつも感心するんです。
「へ〜!100億!すごいですね〜!これは効きますよね。私も使ってみたいですね〜!」

コマーシャルってなんでもそうですが、出てる人を信頼できなくなる。
商品に罪はない。
品物は品物です。

それをにっこり笑ってすすめる人が怪しいと思ってしまう。
製造元の人ならいいんですが。

コマーシャルを見てると人間不信になる。

え!この人まで!?
よほどカネがいるのかな、などとよけいなことまで考えてしまいます。

さて、「プラセンタ」ですが、熱烈に叫んでるのに何の話かよくわかりませんでした。

「他社のプラセンタは豚由来なんです!ところがこれは馬由来なんです!」
「え〜!そうなんですか!馬由来とはね〜!」
「豚じゃないんです!馬なんです!」

豚か馬か知らんが、トンマな話である。