今日は乗馬クラブ。
特筆することもなく乗り続けてます。
駅からクラブのマイクロバスです。
運転するのは、私と同年配の男性です。
熱烈な阪神タイガースファンで、まあ、関西の60代男性の一典型と思える人です。
いつもラジオがかかってます。
「ありがとう!浜村淳です!」という番組です。
いろんなゲストが出たり、「食べ物占い」というコーナーがあったりの、まったりしたというかのんびりしたというか、そんな番組です。
「一月生まれの方は、きょうはビーフシチューを食べると、物事がスムースに運ぶでしょう」てなことを浜村さんが告げるんです。
ゲストは、演歌歌手が多いように思います。
♪ほれてつくしてすてられて、というような新曲をよろしくというパターンが多いです。
曲を聞いた浜村さんが、「作詞の山田さんは、女心というものを本当によくわかってますよねえ」てなことを言うんです。
さて、今朝マイクロバスに乗り込んで、あれ!と思いました。
雰囲気がちがうんです。
Jポップというかなんというか、ラップというのか、なんか知らんけど若向きの曲やなあ、という曲が流れてたんです。
朝9時台の番組ですから、若者は主要な対象にしてないと思うんですが、キャピキャピした曲が流れてました。
ふ〜ん、今日のゲストは若い歌手かグループなんだと思ってたら、浜村さんの語りは入らず、延々と同じような曲が流れるんです。
次々とわけのわからん歌が流れる。
30分流れっぱなし。
「ありがとう!浜村淳です!」はどうなった?
このおじさんは、こういうのが趣味なんだろうか。
演歌ファンとしか思えないんですが。
聞いてみました。
誰かがマイクロバスに忘れていったCDだそうです。
どんな曲かと思って聞いてみたところ、しょーもないあほらしいわけのわからん曲ばかりであった。
ところが、気に入ったラジオ番組がないときにかけて聞いているうちに、だんだんいいと思えるようになってきたんだそうです。
今ではしょっちゅう聞いているそうで、慣れというのは恐ろしいもんだと言ってました。