いちごを食べていて、ちょっとすっぱいな、と思いました。
そして、あれっ?と思った。
いつからか、いちごに牛乳も砂糖もかけなくなってたことに気づきました。
わりと最近まで、いちごといえば、牛乳と砂糖、あるいは練乳で食べてました。
そのまま食べるようになったのは、いちごが甘くなったからでしょうね。
いちごはすっぱいものだったのが、いつの間にか、いちごは甘いものになってた。
品種改良というやつですね。
いつだったか、新聞で「いちご戦争」という記事を読んで驚いたことがあります。
いま市場に出回ってるいちごの品種は20以上あるそうです。
いちごの産地では、よりおいしく見栄えの良いいちごを作ろうと必死の努力を続けてると書いてありました。
このところ優勢なのが「あまおう」で、首位の座を奪われた地方では、「あまおう」に勝てる品種改良に取り組んでる。
3年後に市場に出して王座奪還を果たしたいということでした。
食べる方は、甘いとかすっぱいとか気楽に言ってるけど、産地は大変ですよ。
すっぱいいちごは消えていく。
それでいいのか!?
と深〜く考えつつ、ちょっとすっぱいいちごをむっしゃむしゃ食べたのであった。