「バックシートドライバー」という英語を知ったのはずいぶん昔です。
「後ろの座席から運転者にあれこれ指図するおせっかいな人」
ふ〜ん、そんな人がいるのか、と思いました。
2歳のゆうちゃんは、車のおもちゃが好きです。
生まれながらに車が好きなのか、パパやママが、男の子だから車が好きだろうと思って車のおもちゃを買い与えるからそうなったのか、よくわかりません。
いろんなミニカーで遊びます。
私にもミニカーを持たせて、いっしょに遊べと言います。
「ブ〜ブ〜」と単純に走らせてるだけでは、おじいちゃんの値打ちがないので、バックさせることを教えました。
ミニカーをバックさせながら、「オーライ!オーライ!オーライ!オーライオーライ!ストーップ!」
これがえらく気に入ったようです。
しょっちゅうバックです。
ひんぱんにバックです。
可愛い声で、「オーライオーライ!スト〜〜ップ!」とやってます。
ミニカーで遊ぶ時だけじゃないです。
道を歩いてて、ガレージにバックで入れてる車を見かけると、あわてて走っていきます。
そして、手振りを交えて、「オーライオーラーイ!オーライオーライ!」と可愛い声を張り上げて真剣な表情で叫びます。
駐車場でバイトができそうなほどです。
それはまだいいんです。
可愛いと思います。
問題は、ゆうちゃんを車に乗せてる時です。
私が運転してうちのガレージにバックで入れるとき、後ろの座席ですかさず叫ぶんです。
「オーライオーライ!オーライオーライ!」
これをやられると、かっくんとなるんです。
2歳児のバックシートドライバー、けっこういらつくんですよね。
家内に言われるよりいらつく。
また、実にタイミングよく「スト〜〜ップ!」と叫ぶんですよ。
私が止めようとする直前に叫ぶ。
これがまたいらつく。
完全に指図されてるという感じです。
大人気ないとは思いつつ、黙ってなさい!と言いたくなるんです。(-_-;)