「バックシートドライバー」というのは、自動車の後ろの座席から、あれこれ指図するような人のことですね。
今、1歳7ヶ月のあきらくんが、典型的「バックシートドライバー」です。
車に乗せて走ってると、後ろの座席で「ワーワー」言う。
まあ、「ワーワー」言ってるだけですが、10ヶ月児のしょうちゃんの「ワーワー」とはあきらかにちがうと思います。
しょうちゃんの「ワーワー」は、なんか言ってるというより、声が出てるというか、音がもれてるという感じです。
あきらくんの「ワーワー」は、はっきり指図、指示だと思います。
同じ「ワーワー」でどこがちがうといわれても困るけど、ちがう。
しょうちゃんが、思い出したように「ワーワー」言ってもうるさいとは思わない。
あきらくんが後ろの座席で「ワーワー」言うと、「うるさ〜い!黙ってなさい」と言いたくなる。
単なる「ワーワー」ではなく、「前方注意!」とか、「トロトロ走るな!スピード出せ!」とか、「つぎの信号で右!」「横断歩道あり!」とか言ってるように思うんです。
しょうちゃんの「ワーワー」は、発散していきます。
シャボン玉のように消えていく。
あきらくんの「ワーワー」は、私をめがけて音圧がかかってくる感じ。
同じ「ワーワー」でも大変なちがいである。