朝日新聞夕刊。
一面トップ。
「ポールがやって来る!日本公演 明日関空到着」
なんですか、これは?
朝日はいつから芸能新聞になったん?
まあ、宝塚の組長(?)交代も記事にするんだから、「ポールがやって来る」もしゃ〜ないか。
ポール・マカートニーの公演は、朝日新聞主催なんでしょうか。
で、宣伝しとこう、というならわかりますが。
「関空到着!」でもわかる。
「明日関空到着!」は、わかりにくい。
記事にするほどのことかな。
私は、ビートルズ結成以来の、というと大げさですが、いちおう古いファンなんですが、この記事には首をかしげました。
ほかの新聞も取り上げてるんでしょうか。
朝日新聞で、二、三日前も、ポール・マカートニー公演の広告で首をかしげました。
「ポール!ウエルカムバックホーム!」みたいな、文句があったんです。
一瞬、ポール・マッカトニーって大阪生まれやったんか?と思いました。
リバプール生まれですよね。
まあ、大阪もかつては「東洋のマンチェスター」といわれてたんですから、ポールの第二の故郷といってもいいかもしれない、てなことはいくらなんでも強引すぎますな。
大阪が東洋のマンチェスター、なんて知ってるのは、私たちの世代まででしょうね。
昭和30年代前半までは、学校の社会の時間に、そんな風に教えたんじゃないでしょうか。
「紡績の街」ということですね。
女子バレーボールのニチボウ貝塚が東洋の魔女で、大阪が東洋のマンチェスター。
冷たいようですが、マンチェスターのことは考えたことがなかった。
大阪が東洋のマンチェスターといわれるようになった頃、本場のマンチェスターはどうなったんでしょうか。
気にしたことなかったけど、困ったことになってたんじゃないでしょうか。
何の話か。
朝日新聞夕刊トップの「ポールがやって来る!」の意味です。
まあ、ほかに書く事なかったんでしょうな。
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