今日は、大逆転を食らってしまった。
高校の美術部の先輩の奥さんAさんの個展に行きました。
Aさんは、私の高校の美術部の顧問の先生と同じ団体に所属しておられるので、昔、絵は何度も見てます。
若い頃は、先生の所属団体の展覧会をよく見に行ったんです。
今回、先輩から、奥さんの個展の案内をもらって行きました。
なんとなく、私が優位に立ってる感じであった。
私はAさんの絵を何度も見てる。
Aさんは、私のことを何も知らない。
こういう場合、私が強いですよね。
私は知ってる、相手は私を知らない。
で、個展の会場で、優越感と余裕を持って、Aさんにあいさつしました。
「初めまして。鹿之助です。先輩に案内をいただきました。私はあなたの絵を知ってるんですが、あなたは私のこと知らないでしょう。むはは」という感じです。
ところが、Aさんは、にっこり笑って、「ブログ、読んでますよ」
な、な、なに〜〜〜!
そんなこと、先輩からは聞いてませんがな。
私はAさんの絵を昔何度か見ただけなのに、Aさんは、私の最近の生活のいろいろを知ってる!
大逆転である。
カックンとなってしまった。
カックンとなった私に追い討ちをかけるように、Aさんは、「若草山にも行ったんですよ」とニッコリ。
な、な、なに〜〜〜!
若草山での私のパフォーマンスまで見られてたんか!?!?(-_-;)
引退した今となっては思い出したくない、触れられたくない話である。
トドメを刺されました。
完全な大逆転であった。
トドメを刺されたから言うんじゃないですが、絵はすばらしかったです。
やわらかくてかたい絵であった。
やわらかい筆使いで、画面は頑丈という感じ。
見ごたえありました。
大逆転されたからイヤミや負け惜しみで言うんじゃないですが、こういう人は、外見はやわらかいけど中身は相当頑丈じゃないかと思ったのであった。