ウチの前で、ゆうちゃんが自転車に乗るのを見てました。
幼稚園の先輩、年長組のけいたくんも自転車に乗ってました。
ゆうちゃんは、なんとか乗れるようになったとこですが、けいたくんは、乗り回してるという感じ。
けいたくんが、公園で乗るというので、全員で移動しました。
全員というのは、けいたくんと、けいたくんの弟のりょうたくんとママさん、ゆうちゃんと弟のあきらくんとママと私です。
けいたくんがスイスイ乗っていく後ろから、ママさんが、「交差点では止まるのよ!」と声をかけました。
すると、けいたくんは、「同じこと何べんも言うな!」と言いました。
先日も、家内がけいたくんが自転車に乗ってる時に、「交差点では止まるのよ」と言ったら、「わかってる!同じこと何べんも言うな!」と言ったそうです。
まあ、「耳タコ」というくらい言われてるんでしょうな。
でも、言わねばならぬ。
おとなもそうですけど、わかっちゃいるけどやめられない。
幼稚園児の場合、わかってるのかわかってないのかがわからない。
きのうのゆうちゃんがそうでした。
運動会が終わって、昼ご飯を食べてる時に、「お約束」の話をしてくれました。
幼稚園で、いろいろお約束があるようです。
「道路では走らない。道路では飛び出さない。鼻はほじらない。目はこすらない。おともだちの髪の毛は引っ張らない」
大威張りで報告してくれました。
報告が終わると、目をこすり出したので、「ゆうちゃん、目はこすらないってお約束でしょ」と言ったら、「え?」ときょとんとしてました。
「目はこすらない」というお約束と自分は関係なく、どこか遠い国の話のような感じでした。
さて、「同じこと何べんも言うな!」とママに言ったけいたくんに、私が、「エラそうなこと言うな!なんべん言ってもいいやろ!」と言ったら、「初めてのことやったら言ってくれてもいいけど、知ってることはいらん」と言い返すんです。
「けいたくん、にくたらし〜!」と言ったら、ママさんも、「ホント、にくたらしいんです」と顔をしかめてました。