我が家の「フライ返し」がなくなりました。
一昨日、コツゼンと消えたんです。
犯人はわかってます。
1才5ヶ月児あきらくんです。
あきらくんが調理器具で遊んでたんです。
こどもは「ホンモノ志向」ですね。
おもちゃより、「ホンモノ」が好きです。
一昨日も、おもちゃにあきたあきらくんに、調理器具を渡したんです。
泡立て器でボールをガチャガチャいわせたりして喜んでました。
翌朝、家内がフライ返しがないことに気づきました。
ソファの下か、カーテンの陰か、テレビの裏にあるだろうと思いました。
あきらくんの得意技です。
で、探したんですけど、どこにもない。
あれだけの大きさのものだから、すぐ見つかると思ったけど、まったく見当たらない。
我が家で一番広いバンケットホール「鳳凰の間」から、日本庭園の茶室まで探したけど見つからない。
あきらくんを呼びつけて問いただしても知らぬ存ぜぬの一点張りで口を割ろうとしない。
いったいどこに消えたのであろうか。
あのフライ返しが見つからないということがどうにもすっきりしなかった。
さきほど、昼食がすんで、家内が食器を食器洗い機に入れました。
横から見ていた私の目に、食洗機の側面にへばりついたフライ返しが飛び込んできたではないか!
わ!こんなところに!
一昨日、家内が入れたようです。
一昨日以来、食洗機は何度も使ってますよ。
私も家内も、何度も中は見てます。
まあ、正面から見たんでは見えにくいのはたしかですが。
視点を変えるというのがいかに大切か、フライ返しが教えてくれたのであった。
見つかったことをあきらくんに報告して、家内と二人で謝罪したら、「七たび探して人を疑え」と説教されたのであった。