今日は、美術予備校。
社会人3人と、受験生多数。
受験生、追込みですよ。
受験生が、出来上がった作品を先生に見てもらう。
「これ、何枚目?」
「3枚目です」
「自分でどう思う?」
「・・・まあまあ・・・」
「3枚目で、まあまあではなあ。入試に3枚目はないんやで!」
厳しいですが、その通りですね。
受験生、たいへんだなあと思うんですが、なんか、楽しそう。
いや、そんなはずはない。
たいへんなんだ!切羽詰まってるんだ!
と思うんですが、なんか楽しそう。
どうしても、私たち社会人クラスのおじさんおばさんより、楽しそうに見えてしまう。
2月の受験生。
受験生の2月。
楽しいわけがない。
社会人クラスは、私はヴァン・ダイクの模写、もう一人の男性は石膏デッサンで「アマゾン」、女性は、旅行で行った奥入瀬渓谷の写真をもとに風景画。
3人とも気楽なはずであるが、3人ともしんどそうである。
3人とも60代である。
受験生の2月より、60代の方が切羽詰まってるのかな。
以前、先生に聞いたことがあります。
「受験生はいつまで伸びるんですか」
「試験当日までです!」
60代、試験ないからなあ。
伸びないなあ。
伸びないからしんどいのかな。
↓伸びない60代の模写。
今日は、向かって右の袖を描きました。