きのう、満中陰法要のあと会食。
食事がすんだころから、1歳児しょうちゃんが寝ました。
帰りの車の中で、1歳10ヶ月児あきらくんが寝ました。
で、5歳児はなちゃん、3歳児ことちゃん姉妹と、4歳児ゆうちゃんが我が家に来ました。
ゆうちゃんは、姉妹喧嘩を見てとまどっておりました。
ゆうちゃんは、兄弟喧嘩を経験してません。
一方的ですから。
ゆうちゃんがあきらくんのおもちゃを力ずくで取り上げる。
あきらくんが泣く。
それだけです。
けんかにならない。
はなちゃん、ことちゃんの場合、一方的ではないです。
はなちゃんがオトナであって、腕力にものを言わせるのを遠慮してる、というか、腕力が接近してるというか、いや、一番の原因は、ことちゃんの根性がすごいということですな。
あきらめない。
ふんぎゃ〜っとがんばる。
無理を押し通す。
すごいです。
きのうも何度も激しい姉妹喧嘩がありました。
それを見たゆうちゃんは、困ったような笑みを浮かべて、「またけんかや・・・」とつぶやきました。
けっこう繊細ですね。
はなちゃんが、「バラの花はないの?」と聞きました。
家内が自作のアートフラワーのバラを出してやった。
今度は、ゆうちゃんとことちゃんでの奪い合いになった。
ここでもゆうちゃん、勝手がちがってとまどっておりました。
いつもの奪い合いなら、あきらくんがあきらめてすぐ終わる。
ことちゃんは放さない。
すさまじい形相でバラをつかんで放さない。
二人でもみ合ううち、バラがぐちゃぐちゃになった。
それを見たはなちゃんは、「あ〜あ、おばあちゃんのせっかくの作品を・・・」
二人はぽかんとしてましたが、「作品」と言ってもらって、おばあちゃんは満足してました。
さて、はなちゃんは、バラを2本ちょうだいと言いました。
そして、右手に持ったバラを高く差し上げると、うっとりした表情で見上げて、「これは、私のためのバラ!」と、子供宝塚みたいな感じで言いました。
お目目がキラキラキラ〜ン!です。
それだけでもちょっと気持ち悪かったんですが・・・。
次にはなちゃんは、左手に持ったバラを高く差し上げると、先ほどに輪をかけたうっとりした表情で、子供宝塚調の声を一段と張り上げると、「これは、私の将来の理想の人のためのバラ!どうかすてきな人と出会えますように!」と言ったんです。
本堂での、「待ってました!」に引き続き、またも私は椅子から滑り落ちそうになりました。
はなちゃん、だいじょうぶかな。
たぶん、だいじょうぶ。
はなちゃんのママも、ゆうちゃんのママも、こんな感じでしたからね。