若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

さまよえるアオムシ

またもアオムシです。

孫よりもアオムシという感じになってます。
孫には親がついてるけど、アオムシには私しかついてない。
どうしても力が入ってしまいます。

今回のアオムシたちはやはりおかしい。
無駄な動きが多すぎます。

今日、さなぎになろうとしてたアオムシはとくにおかしかった。

今までのアオムシは、知らない間にプラスチックケースの天井にへばりついてさなぎになってた。

今日のアオムシは、壁を登ろうとしてはすべり落ちるんです。
見てると、足が空回りしてるのがよくわかります。
つるつるすべってます。

途中まで登って、すべり落ちる。
ただ落ちるだけならまだしも、さかさまになって後頭部から落ちる。

人間なら大事故ですが、アオムシは後頭部を打っても平気みたいで、またごそごそ動いて、壁を登ろうとする。
のぼってはすべり落ちる。

のぼるのをあきらめて、ケースの中を動き回る。
しばらく動き回って、またのぼろうとしてまた落ちる。

見てるだけでしんどくなる。

秋になって、食糧のキンカンの葉の水分が少なくなって、水分補給が足りなくて、粘着性が落ちてるんでしょうか。

何度も何度も落ちる。
これではさなぎになる前に体力を消耗してしまうのじゃないか。

補助してやることにしました。

ケースの中に、ボール紙を立ててやりました。

これならのぼれるはず。

のぼりました。

のぼったのはいいんですが、天井に移るところで、すっといかない。

天上に手をかけるんですが、いや、手じゃないのかな、まあ何でもいいけど、天井に移りそうで移らず下におりてしまう。

エンエンと繰り返してました。
やはりこのアオムシはちょっとおかしいのかもしれない。

あきらめて何時間か後で見たら、ボール紙の途中で静止してました。
さなぎになるのかな。

本当にやきもきさせる。
手がかかる。