箱根駅伝をテレビで初めて見たのは、20年ほど前ですかね。
たまたまテレビをつけたらやってた。
ふ〜ん、こんなことやってるんだ、と思って見ているうちに引き込まれてしまった。
それ以来、毎年12月には、雑誌の「箱根駅伝特集」を二冊は買ってました。
二冊をじっくり読んで、テレビの前で待ち構えてた。
今年は、買いませんでした。
大きな理由は、駅前の本屋がなくなったからだと思います。
改札を出ると本屋だったので、ついふらふらと買ってたというところもある。
それともうひとつ、あきたということもあるかな。
スポーツの実況中継の面白さのひとつは意外性だと思いますが、駅伝の意外性に慣れてしまった。
本命がこけることもあるし、評価の低い選手が活躍することもある。
もちろん、エースがエースらしい走りをすることもあるし、これまでの記録通りの選手もいる。
20年も見てると、なんでもある。
箱根の山を登る過酷な区間で、とんでもない記録を出して、「山の神」とたたえられた選手が出たときはびっくりしたけど、毎年のように「山の神」がでて、とんでもない記録を更新する。
選手たちには悪いけど、今年はテレビをときどきつけてただけです。
チラチラ見てるだけでは選手たちに申し訳ないと思うのはなぜであろうか。
後ろめたい気持ちのうちに、箱根駅伝往路は終わったのであった。