地域の若者たちが、夏祭りをやりました。
8月27日です。
大盛況であった。
金券は飛ぶように売れ、どの屋台も行列でした。
この地域では、30年ぶりの夏祭りということで、喜ぶ声が多かったです。
4月に、若者たちから、自治連合会長である私にあいさつがありました。
「8月に夏祭りをやりますので、ご協力お願いします」
まあ、当然でしょうな。
私は、即座にきっぱりと答えました。
「協賛金も人も出せない。口だけ出す。」
ほんとなんです。
カネはないし、祭りの手伝いをできるような人もいません。
私は、自分の言葉には責任を持つ男です。
祭りが終わるまで、自分の言葉に忠実であった。
彼らが何を言ってこようが、カネも出さず人も出さず、ただひたすら、うるさく口を出し続けた。
そのおかげで、無事大盛況のうちに終わったということで、彼らから大変感謝されているんじゃないでしょうか。
知らんけど。
先日、お礼の報告に来ました。
「おかげさまで大盛況でした」
「人出は何人くらい?」
「3500人ほどです」
「金券、売り切れてたね」
「おかげさまで」
「だいぶ、もうかったね」
「い、いや・・・赤字にはならないと思うんですが」
「自治連合会、カネがないんやけど、協賛金お願いできるかな」
「い、いや、ホントに赤字にはならない程度で」
「ほんまか!」
「ほ、ほんとです・・・」
若者をいじめて楽しむ私であった。