ウチの孫の小学一年生はなちゃんが、百人一首を覚え始めた話は書いたと思います。
今年の正月に、東京のおじいちゃんおばあちゃんの家に行ってからです。
あれから二か月。
二か月で小学一年生がどれだけ進歩するか、わかる人にはわかりますね。
はなちゃんからのお手紙です。
「おばあちゃん、おじいちゃんへ」
おばあちゃんが先なのが気に入らんが、まあよろしい。
「おげんきですか。
わたしはげんきです。
わたしは百人一しゅをたくさんおぼえました。
花のうたや月のうたや、まっていてもこないなあという気もちのうたがおおいですよ。
『わすれじのゆくすえまでのかたければきょうをかぎりのいのちともがな』というわかはこいのうたですが、しあわせな気もちをえがいています。
けれども、女子ではほかのわかは、おおいのはまちこがれるうたです。
はな。」
うっ、「女子」ですか・・・。
はなちゃんが紫式部とすれば、妹の幼稚園年中さんのことちゃんは清少納言という、ウチの孫にふさわしい姉妹です。
はなちゃんとママが終業式の話をしてた。
ことちゃん「・・・しゅうぎょうしき?・・・しゅうぎょう?・・・ぎょう?・・・ママ、ぎょうって、ぎょうそんのぎょう?」
ママ「ぎょ、ぎょ、ぎょうそん???・・・ぎょうそんってなによ?」
はなちゃん(声高らかに)「さきのだいそうじょうぎょうそん!♪もろともに〜〜〜あわれとおもえやまざくら〜〜〜はなよりほかにしるひともなし〜〜〜〜〜」
ママ「絶句!」(-_-;)