7月に、市長選挙と市会議員選挙があります。
投票所で不正がないか監視する投票立会人が四人必要なんですが、自治連合会で選出します。
きのう、選出会議がありました。
去年と一昨年は、あっさり決まりました。
一昨年は、私の自治会デビューの年で、「投票立会人」と聞いて、真っ先に手を上げました。
いっぺんやってみたかった。
投票所ですわってる人って、どんな人かと思ってたんです。
選挙管理委員会の人か、ひょっとすると弁護士とか、まあ、なんか資格を持った人じゃないかと思ってた。
同じような思いの人がいて、四人あっさり決まりました。
去年も、同じような思いの人がいて、四人あっさり決まりました。
みなさん、「いっぺんやってみたかったんです」と言ってました。
今年もあっさり決まるだろうと思ってました。
決まらなかった。
四丁目会長で、今年の連合会長のAさんが、再三、「午前二人、午後二人、四人必要なんですが、どなたか・・・」と水を向けても、全員「むっつり」であった。
一丁目から五丁目まで、二人ずつ、十人出席なんですが、全員「むっつり」。
全員むっつりの重苦しい沈黙を破って私が発言。
「ご参考までに申し上げますが、去年は、一丁目から一人、二丁目から一人、わが三丁目から二人でした。一昨年も、一丁目から一人、二丁目から一人、わが三丁目から二人でした」
「今年は四丁目と五丁目から出せということですか」
「いや、そういう意味ではありません。ご参考までに」
皆さん苦笑いしながら、「四丁目と五丁目やね」と落ち着くべきところに落ち着きました。
連合会長のAさんが、「午後の部のうちの一人は、投票終了後、投票箱を開票所に持って行くのについて行かなければならんのですが、どなたか・・・」
むっつり。
去年は、私が連合会長として行きましたし、一昨年も連合会長が行ってます。
Aさんが何度か、「どなたか・・・」とうながしてもむっつりなので、私が一言。
「ご参考までに申し上げますが、去年も一昨年も、連合会長が行ってます」
「・・・私に行けということですか」
「いや、そういう意味ではありません。ご参考までに」
渋い表情を浮かべながらもめでたくAさんに決定しました。