脳神経外科について誤解してました。
まあ、たいていのことについて誤解してるんですが、脳神経外科については大変に誤解してた。
何年か前、ウチの近所に脳神経外科医院ができました。
「脳神経外科」という名前から、私は、極めて重大な病気を扱う病院だと思い込んでしまった。
複雑怪奇な病気か、精神疾患を扱う病院が、この住宅地にできたんだと思った。
お洒落な建物なのも意外でした。
深刻な感じがしない。
先日、その脳神経外科の前を通ったら、ガラス張りの待合室に大勢の人がいるのが見えたので、びっくりした。
深刻な病状を抱えた人たちなのに、外から丸見えでいいのか?
脳神経外科にかかってるなんて、知られたくないのではなかろうか。
とんでもない誤解であった。
きのう、公民館分館で、このあたりの高齢者の世話役ともいうべき女性Aさんと話してた。
80歳で元気ハツラツです。
公民館のいろんな活動に参加するほか、風呂に行くのと脳神経外科に行くのが日課のようになってるというんです。
風呂はわかります。
「湯〜とぴあ」とかなんとかいう浴場ですね。
それはわかるんですが、脳神経外科通いと聞いて驚いた。
「どこか悪いんですか」
「いや、まあ、悪くはないけど、ときどきMRIとってもらったりね・・・。電気あてたり、牽引してもらったり、ローラーかけたり、自転車をこいだり、マッサージもしてもらえるしね。前はね、そこの整骨院に通ってたんですよ。でもね、整骨院は350円なんだけど、脳神経外科は180円なの。だから脳神経外科に変えたの。安いし、機械も新しいのよ」
ええ〜〜っ!
これっていったい・・・???
アタマがこんがらかっちゃったんですが、こういう時、脳神経外科医に行けばいいのかな。