教育テレビの日曜美術館は、毎回録画して見てます。
見る時は、毎回、早送りです。
出演者が口から出まかせに好き勝手なことを言うので、そこは早送り。
作品と、伝記的な部分だけまともに見る。
だいたい5分くらいで見終わります。
「どんな思いでこれを描いたんでしょう」
「こんな思いだったんじゃないでしょうか」
あ〜そ〜ですか。
今日は、珍しく放送を見ました。
戦後の日本の個人の住宅の話です。
ふつうの家じゃなくて、建築家が設計した家。
建築家には好感が持てないままです。
ヘンなものを作る人たちという印象が消えない。
たとえば、奈良市に「百年会館」というホールがあります。
市制百年を記念して作ったホールで、予算の何倍かかかってしまったというとんでもないシロモノです。
百年会館を、音楽会で使った人が、怒り狂ってるのを読んだことがあります。
使う人のことを、な〜んにも、ぜ〜んぜん、ち〜っとも考えてないと怒ってるんですが、「建築家」というと、この手の話を思い出す。
今日、紹介された個人住宅は、そんなことはない。
と思います。
いろんな家が紹介されて、楽しかったですが、心配した通り、値段の話は一切出なかった。
「住宅」ですよ。
坪単価いくらというのは大事だと思うんですが。
私なんかには、最大関心事である。
見ててイライラしました。
ポリシーとか哲学とかどうでもええけど、坪単価、なんぼやねん!?
築30年?
今、なんぼやねん!?
建築家に頼むような人は、坪単価なんか気にしないのかもしれませんね。