若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

『深夜の告白』『情婦』

古い映画を続けて見ました。

アメリカの古い映画を見て感心するのは、画面がきれいだということ。
日本の古い映画はきたない。

『深夜の告白』は、珍しくきたなかった。
内容は、「悪女もの」ですかね。
悪い女が出てくる。

おもしろくないこともないけど、後出しじゃんけんみたいなとこがあって、感心しません。

まあ、安かったからいいか。
タダのテレビ見てるよりましかな。

『情婦』は、題名がヘンです。
すなおに『検察側証人』にすればよかったのにと思うけど、この映画が公開された昭和20年代では固すぎたのかもしれませんな。

DVDが入った箱の写真もヘンです。
マレーネ・ディートリッヒが、自慢の100万ドルの脚線美を見せびらかしてる写真なんですが、映画には出てきませんよ。

美脚は出てこないのに、パッケージに100万ドルの美脚はおかしい。

そう言ったら、家内が、ディートリッヒの美脚を見たいのか?と言うんです。

誰が見たいと言った!?映画には出てこないのに、パッケージの100万ドルの美脚写真でつるのはおかしいでしょ!と言ったら、やっぱり見たいのじゃないのと言うんですが、見たいから言ってるんじゃない!

まあ、安いからいいけど。

さて、この映画はディートリッヒの美脚が売りの映画じゃないです。
弁護士と看護婦の映画です。
この二人がおもしろい。

内容は、かなりの後出しじゃんけんで、ちょっとどうかと思います。
監督のしたい放題です。

まあ、安いからいいけど。

あちらの映画を見たら、あちらのアマゾンなどの評を読んでみます。

この映画について、いろいろあら探しを楽しんでる人がいます。

舞台は1952年なのに、それより新しいモデルの車が走ってるそうです。
ロンドンが舞台なのに、アメリカの電話機が出てくるそうです。
部屋に鍵をかけたのに、出る時は鍵を開けてないとか、「10月8日は金曜日」と言うセリフが出てくるが、1952年の10月8日は水曜日だ、とか、ディートリッヒの美脚ほったらかしです。

この映画は、きれいな白黒で、安いから、まあ見てもいいんじゃないでしょうか。