若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

子供の目

意識過剰と言われるかもしれませんが、どんな風に見られてるのか気になります。

孫から。

孫から見た私は、どんな人なんでしょうか。

先日、5歳児あきら君が来て、二階で遊ぶというのでいっしょに上がろうとしたら、私を見て言ったんです。

「おじいちゃん、ふざけんといてや」

え!?

ふざけてるつもりはないんですが。
楽しく遊んでるつもりだったんですが。

気になります。

孫から見て、大きな人だというのはまちがいないでしょう。

私が小学生のころ、叔父(母の弟)が我が家にいたことがあります。
大きな人だと思ってました。

二十年ほどして再会したんですが、私の方が大きかったんで意外に思いました。

私は、幼稚園の先生や小学校の先生の顔をおぼえてます。
私が、見上げてた人たちです。

ところが、私の記憶の中の先生の顔は、全員、身分証明書の写真みたいな感じなんです。
正面を向いて私と相対してる。

正しい記憶なら、私が見上げてる感じの顔だと思うんですが。

幼稚園の先生が、身分証明書の写真みたいに私を正面から見てるって、記憶と言えますかね。

記憶だとしても、ちょっとさびしいというか物足らない記憶である。

私の脳は、子供の目の記憶を保存してませんね。

できれば私が見上げてる先生の顔で、そしてぜいたくを言えば、私が頭をなでてもらってるような雰囲気での記憶だとうれしいんですが。

人間の脳の限界か、私の脳の限界か、残念である。