若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

感動を共にする

きのう、しょうちゃん、みーちゃんとこに行ったんですが、しょうちゃんは幼稚園なのでいません。

幼稚園のバスで帰ってくるので、みーちゃんとママと私で迎えに行きました。

私が、「喜ぶかな」と言ったら、ママが、「いや、『なんでおじいちゃんがいるの!』って怒ると思います」と言いました。

ママの予言通り、私の顔を見ると、「なんでおじいちゃんがいるの!」と怒りました。

「サプライズ」というより「想定外」とか「のけ者」とかいう感じになるんでしょうか。

しょうちゃんと手をつないで歩きました。

しょうちゃんが、「おじいちゃん、竹が曲がってるよ!」と指さすので見上げると、石垣の上が雑木林になってて、たしかに竹が生えてます。

いろんな木と混じってぐちゃぐちゃと生えてる。

「ふ〜ん」と生返事をして歩いてたら、また「おじいちゃん、竹が曲がってる!」というんです。

で、見上げたら、相変わらず竹がぐちゃぐちゃ生えてる。

で、「曲がってるね」と適当なことを言って歩いてたら、その適当さを感じたようで、また、「ホラ、竹が曲がってるよ!ホラ、ホラ」というんです。

で、見上げたら、相変わらず竹がぐちゃぐちゃ。

立ち止まって、どこが曲がってるのか目を凝らしてみたんですが、まあ、ぐちゃぐちゃ。

これだけ言うんだから、よほど印象に残る曲がり方なんだろうと思って、いっしょうけんめい見ましたが、ぐちゃぐちゃしてるだけでした。

残念ながら、しょうちゃんと感動を共にすることができなかった。

しょうちゃんも残念だったと思います。

「あ、ほんとだ!曲がってるね!」と手を取り合って喜べたらめでたしめでたしだったのに。