『馬はうそをつかない』という英語の本を読んでます。
この本を読む前に期待してたことがあります。
「英語が難しくないんじゃないか」ということです。
あたり!
読みやすいです。
知らない単語もあまり出てこない。
著者は調教師なんで、調教について色々出てくるんだと思いますが、だいたい「馬の調教の本」なんか買う人いるのかと思いますよね。
何冊も書いてて売れてるようですから、アメリカでは需要があるんでしょう。
一口に調教と言っても、馬の用途によっていろいろあるみたい。
昔々は、馬の用途というと、軍事、農耕、運搬くらいだった。
今では、競馬、趣味の乗馬、曲芸、映画、セラピーなど様々です。
著者の主張は、「馬の身になって調教しよう」ということのようです。
野生の馬は群れを作って暮らしてる。
群れにはリーダーがいる。
ボス馬ですね。
で、調教界の主流は、人間がボス馬のように振る舞って調教するというものらしい。
それはいいけど、著者は、ボス馬にも二種類あるというんです。
他の馬を攻撃し脅して服従させるタイプと、「ついてくるならついていらっしゃい」というタイプ。
著者は後者を「受動的リーダー」と呼んでます。
で、人間も「受動的リーダー」になるべきだというんです。
鞭をびゅんびゅん振り回したり、しばきまくったりすると、馬に恐怖心と人間に対する不信感を与えるだけだと言ってます。
私はだいじょうぶ。
調教なんか関係ないけど、馬に乗るときは、ヘンに刺激しないように、そ〜っと乗ってます。
馬も人間も、扱うのは難しいと思います。