テレビで大相撲を見てます。
見てて思うことはお相撲さんというのは勝った時は強い。
負けた時は弱い。
当たり前のようだが不思議である。
たとえば朝乃山。
勝ったときは、強いなあ、力をつけたなあと思う。
次の日負けると、弱いなあ、まだまだだなあと思う。
次の日勝つと、いや、やっぱり強い!と思う。
次の日負けると、いや、やっぱり弱い!と思う。
どっちやねんと朝乃山に言いたい。
はっきりせ~よと朝乃山に言いたい。
強いとはっきりわかってから朝乃山のファンになりたい。
相撲でややこしいのは「相撲に勝って勝負に負けた」というやつです。
一日一番はあります。
土俵際まで一気に追い詰めて、圧勝!勝負あった!と思った次の瞬間、自分の手が滑ったり足が滑ったりはまだあきらめもつくとして、相手の手が滑ったり足が滑ったりして負けるというのはホントに気の毒です。
かわいそ~~~!と思う。
なんとかならんのか。
採点制を取り入れるのはどうでしょう。
審判員が「これは相撲に勝って勝負に負けた」と思ったら「0.5勝」という札を上げる。
5人の審判員のうち3人が上げたら「0.5勝」です。
15日終わって、これまでなら7勝8敗のところ、7.5勝7敗になる。
負け越しにはならない。
15日間全部相撲に勝って勝負に負けたら、0勝15敗じゃなくて7.5勝0敗である。
いいかもしれない。
ややこしいかもしれない。
連日のように相撲に勝って勝負に負けるのを見てたらややこしいことを考えさせられる。