菅首相がネットテレビで「ガースーです」と自己紹介したというのが批判されてます。
若者受けを狙ったと言うんですが、そうなんですか。
安倍前首相が「おうちダンス動画」でたたかれたのははるか昔のことのように思えます。
周囲の人たちは何も言わないんでしょうか。
というか周囲の人たちにすすめられてやってるんでしょうね。
「首相、これ、うけますよ!」
「ふ~ん、そういうの、うけるの?じゃ、やってみよ」
軽いと思います。
某信用金庫の葉ボタンを思い出しました。
2、30年前の12月、ある信用金庫の職員が定期預金をすすめに来た。
定期預金をしたら葉ボタンをプレゼントというのでかっくんとなった。
「は、は、葉ボタン!理事長が趣味で育ててるんか!」
「い、いえ、お正月を控えて葉ボタンがいいんじゃないかという本店のえらいさんたちの意見で・・・」
「おっさんの意見はあかんわ。支店の若い女性の意見を聞いたほうがいい!」
その少し前に通帳がおしゃれになったんです。
若い女性職員のデザインだというのでほめたとこだったんです。
首相周辺には若い女性も若い男性もいないんですね。
おっさんが若者受けを狙って悪あがきという最悪の環境みたい。
菅首相が三日前に死んだ金魚的な目で原稿を棒読みするならまだしも棒読みしそこなってるのを見ると気の毒になります。
官房長官時代の憎々しさふてぶてし白々しさがなつかしいです。
自分の信じるところを伝える!という気合がないというより自分の信じるところがないのかな。
「答弁は差し控える」という「答弁」が多いそうです。
そういうの「答弁」て言うのか?
日本語としてムチャクチャじゃないですか。
小学校の先生。
「1+1はいくつですか?」
1年生。
「答えは差し控えます」
けっこう使い勝手のいい言葉みたい。
最近の菅さんを見てると「すがすがしい」という言葉が死語になりそう。
「すがすがしい」というのを「いまいましい」という意味にしたのが菅さんの最大の功績かもしれない。