きのうは冷たかった。
風も強かった。
朝刊をとりに出たらゴミ箱がひっくり返ってました。
10時ごろ外出する時またひっくり返ってました。
風が吹きまくってます。
不要不急の外出ではありません。
最近の私の外出は家内の病院です。
病院から帰ったら電話が鳴って、出たら2017年の自治会副会長の女性Aさんだった。
一瞬、緊張しました。
自治会役員のときは緊張してたけど今は緊張してない証拠です。
2015、16年が会長で、2017年は書記として残ってお手伝いした年です。
「2016年、若草さんが会長の時の副会長Bさんの携帯電話の番号をご存知ですか?」
は?
BさんはAさんのお隣さんです。
ひとり暮らしの独身男性です。
青年っぽいけど青年というトシではない。
副会長として立派なもんでした。
Bさんは、自治会の「夏休みラジオ体操」と年末の「一斉大掃除」の担当だった。
その「お知らせ回覧」もすんでからの集計と報告も実にきっちりした行き届いたもので、彼の仕事ぶりと人柄がわかりました。
Bさんのお隣さんのAさんがなぜ彼の携帯番号を?
さきほどBさん宅の水道管が破裂したのか盛大に水が噴出しているのを近所の方が発見。
すぐ水道局に電話して職員が駆けつけた。
ところが家の中に入らないと止められないという。
ご近所の人たちは古くから住んでるBさんの人柄や住所や電話番号は知ってるけど携帯番号を知ってる人はいなかった。
集まった人たちがワイワイ言ってたら、だれかが「Bさんは最近自治会の副会長をしてた。その時の会長なら知ってるんじゃないか」と言いだした。
なるほど!会長は誰だ?あいつだ!ということになってウチに電話がかかってきたというわけです。
聞かれたものの、Bさんの携帯番号なんかメモしてたかなと心配でした。
あわてて探したらその時のノートが見つかって、Bさんの携帯番号もありました。
大勢の人の電話番号がびっしり書いてあった。
なけなしの緊張感をはたいて自治会長をしてたんだなとじっとノートを見つめた。
折り返し電話をかけて番号を伝えた。
しばらくしてAさんから電話があって、Bさんと連絡が取れてすぐ戻るとのことで、めでたしめでたしであった。
2年間の自治会長の間何のお役にも立てず、「役立たずの会長」として語り継がれてきた私ですが、初めて地域のお役に立てて、これからは「水道管破裂の時だけ役に立った元会長」として長く語り継がれることになると思います。