若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

戦史研究

アメリカの第34代大統領アイゼンハワー(1890~1961)の伝記を読み始めました。

貧しい家に生まれたアイゼンハワーは学費がタダの陸軍士官学校に入ります。

1911年の入学なんですが、当時の士官学校の教育は大変遅れてたそうです。

第1次世界大戦後にフランスの軍人がアメリカの陸軍士官学校を訪問してあまりの時代遅れにあきれたそうです。

アイゼンハワーたちがどんな教育を受けたかと言うと、例えば南北戦争の激戦ゲティスバーグの戦いについて徹底的に教え込まれた。

南北両軍の布陣とか将軍たちの名前を暗記させられた。

たしかに古いと言えば古いけど、50年前に起きたアメリカ史上最大の戦いですから徹底的に教え込むのも不思議じゃないと思うんですが。

 

私は本を買うとき安いからというのがあるんですが、キンドルで安かったので買った本の中に参謀本部戦史編纂室発行の『大阪の役』というのがあります。

明治20年代の発行で、大坂夏の陣と冬の陣の研究書です。

安かったけど難しいので読めませんでした。

序文に「お断り」がありました。

「戦史というのは勝者にくわしく敗者についてはあまり語られないものです。特に大阪の役については負けた方はほとんど死んだり家が断絶したりで資料が少ない。できるだけ公平を期したつもりですがそこのところよろしく。」

 

軍隊では戦史は研究すると思います。

大坂夏の陣冬の陣のほかどんな研究があったんでしょうか。

壬申の乱について戦術とか研究したでしょうか。

今の防衛大学の授業でも「戦史」はある思いますが、大坂夏の陣冬の陣はどうでしょうか。

なにかの参考にはなるんでしょうか。

「一般教養」のなかに入ってるのかな。

どんなことしてるか知りたいです。