新聞の書籍広告。
書名だけで内容がわかる本がほとんどだけど、ときどき私には理解不能のタイトルの本があります。
今日の朝刊の広告でいちばんわかりやすいのはこれ。
『がんが食事で消えた!』
今のところがんとは無縁の私ですが、思わず買いたくなるほどわかりやすい。
題名にひかれてついふらふらと買ってしまう人は多いと思います。
今日の書籍広告でいちばんわかりにくいのはこれ。
『催眠反応性の規定因に関する臨床社会心理学的研究』
どこがわかりにくいのか、なにがわかりにくいのかと聞かれても困るほど徹底的にわかりにくい。
広告って「買ってください」というものでしょう。
これは「買ったらだめ!」と言ってるみたいに思う。
それは言い過ぎかもしれんけど「買ってくれなくていい!」と言ってるのは確かだと思うんですが。
6600円出しても買いたい気にさせるような題名はなかったのか。
同じ出版社から出てるもう一冊はわかりにくいようなわかりやすいような不思議なタイトルです。
『フランス語圏スイスの学校音楽教育』
なんの本かわかりますよ。
スイスという国のフランス語を使ってる地域の学校の音楽教育について書かれた本である。
それはわかる。
ひと目でわかる。
ぱっとわかる。
わからんかったらあほ。
わかるんだけどわからん。
実に不思議である。
『フランス語圏スイスの学校音楽教育』
なんなんですか。
知りたがり屋の私ですが5500円出して読む気にならないのが残念である。