朝日新聞読者アンケート。
父親のことを「パパ」と呼んでる人は6%、子供のころは呼んでいた人を入れると14%。
意外に少ないんですね。
自分が「パパ」と呼ばれてたのでどこもそうだと思ってました。
呼ばれてたといっても娘たちは「パパ」で、どういうわけか息子は「とうちゃん」でした。
家内がパパと呼び姉たちもパパと呼んでいたのに息子がなぜとうちゃんだったのか考えてみれば不思議です。
高校一年の時社会科の白川先生が「キミたち、パパと呼ばせてはダメですよ」と言ったのをおぼえてます。
高校一年生になんでそんなことを言ったのかわからんけど、たぶん憂国の情でしょうな。
当時ボヤキ漫才の人生幸郎、生恵幸子が人気でしたが、ネタのひとつに「パパママ批判」があった。
「パパ~!ママ~!アホか!鏡見てみい!ママっちゅう顔か!」
イギリスの言語学者デビッド・クリスタルの本を読んでます。
「言葉使いは変化する。変化が起きる時、激しい感情的対立が起きる。定着すると騒動はあっさり忘れられる」
「パパ、ママ」も一時は激しかったんでしょう。
人生幸郎さんで好きな話は芸能使節団の一員として中国を訪問した時のエピソードです。
銅像を見上げて中国人通訳に聞いたんです。
「これ、ここの校長はんだっか?」
「え~かげんにしなさい!」
「ほんとにねっ!」
日中友好漫才として長く語り継がれてるそうです。
さて朝日新聞の記事では51歳の女性が「パパ」のイメージを語ってます。
「身長が高く格好よく、おしゃれで髪もきちんと残っていて、海外出張または勤務の経験あり」
前半はイメージ通り。
海外出張の経験がないのが玉に傷。
それが私です。(*'▽')