若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

雨がカンカン

雨はコンコンでお日様がカンカンだと思ってました。

 

今日は家内の病院。

診察がすんで処方箋をもらって病院のすぐそばの薬局に薬をもらいに出ようとしたとき「カン、カン」と音が聞こえた。

何の音かなと思いつつ病院の入り口を出たら音の数が増えた。

「カン、カン、カン、カン」

これは何だと思ったら音数が増えただけじゃなくて音量も大きくなった。

「カンカンカンカンカンカン!」と狂ったように鳴り出した。

雨でした。

病院の車寄せの屋根に激しく打ち付けてたんです。

傘をさして100メートルほど向こうの薬局に向かって歩き出したと思ったらびしょぬれである。

むちゃくちゃである。

狂ったようにじゃなくて狂ったとしか思えない。

薬局で待ってた人たちもあっけに取られて外を見てた。

狂気の雨である。

薬を受け取っても誰も出て行かない。

傘を持ってない人はもちろん傘を持ってる人も出て行こうとしない。

傘を持ってない人を傘を持って迎えに来た人も出て行こうとしない。

持ってても持ってなくてもいっしょである。

薬局ではカンカンいう音は聞こえなかったけど時々「バチャッ!バチャッ!」という音が聞こえた。

外を見ると時々上から水のかたまりが落ちてくる。

樋から噴き出てるんでしょう。

そのうちおさまると思ったけど降り続いた。

20分ほど続いた。

待ってた人もずぶ濡れ覚悟で出て行った。

傘を持ってない人は薬局で借りて出て行った。

何時間か続いたら被害、一日続いたら災害という降り方でした。

「ショウタイム!」という感じであった。

お天道様!恐ろしさはよくわかりましたのでよろしくお願いします!という感じであった。