朝日新聞朝刊。
文化庁が行った「国語に関する世論調査」の結果を取り上げてます。
「破天荒」の本来の意味を分かってる人が少ないそうです。
「彼の人生は破天荒だった」という文章を読ませて、「破天荒」の意味を尋ねた。
「大胆で豪快」を選んだ人が65%で、本来の意味の「誰もなしえなかったことをすること」は23%だったそうです。
文化庁は、「正しいとかまちがってるということではなく言葉は変化するということだ」と言ってる。
最近読んでるデビッド・クリスタルさんと同じ意見です。
「破天荒」という言葉を使う人いるんですかね。
私は使ったことないです。
「破天荒」とはどういうことか朝日新聞に書いてある。
昔中国で科挙の試験制度があったころ、合格者を出せない地域を「天荒」と呼んだ。
その地域から科挙に合格した人のことを「破天荒」と呼んで賞した。
たしか高校で習ったように思います。
今の誰かが書いた「彼の人生は破天荒だった」という文を読んだら、「いつの話やねん?」「どこの話やねん」と思う。
他に書き方ないんかと思う。
「山中伸弥教授の人生は破天荒だ」は正しいんでしょうがしっくりこない。
山中教授と「破天荒」が結びつかない。
山中教授には派手過ぎると言えばいいのかIps細胞には派手過ぎると言えばいいのかとにかく派手と思います。
破天荒はお相撲さんプロレス系に向いてる。
というか力士のしこ名にいいんじゃないですか。
今回の調査の結果「破天荒」という言葉は本来の意味ではない使い方をした方がいいということになるのであろうか。
私は今後も使う予定はないから悩みませんが。
文化庁は「場面に応じて言葉を大事に使い、豊かなコミュニケーションをとってほしい」と言ってる。
誰に言うとるねん。
少なくとも菅さんと安倍さんは文化庁に呼んで直接言った方がいいと思います。