若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

仙台育英 18ー4 聖光学院

夏の甲子園仙台育英聖光学院に18対4で勝った。

こういう大差の試合があるとうれしくなる。

なぜか。

「かわいそう!」と思えるからです。

単純にすなおに裏表も駆け引きも忖度も配慮もなく「かわいそう」と思える。

私にも「かわいそう」と思う心が残ってることが確認できるのがうれしい。

 

高校野球くらいかな。

お相撲さんが1勝14敗でも「かわいそう」とは思いません。

来場所がんばれよとか照ノ富士は序二段まで落ちたんだから!とかいろいろ思う。

お相撲さんの場合国技館で1勝14敗というのが響いているかもしれない。

夏の甲子園、炎天下の土俵で1勝14敗なら「かわいそう」と思うかもしれない。

 

人の心も世の中も複雑すぎて、単純すなおに「かわいそう」が引き出されることは少ないです。

表と裏があったり裏にも裏があったり。

 

安倍さんが銃弾に倒れたときなんか話がややこしくて誰がかわいそうなのかわかりませんでした。

今でもわからん。

こういうとき腹が立つ。

すなおに単純に「かわいそう!」と思えていいはずではないか。

なぜ思えない。

腹立つ。

私の「かわいそう」が鬱屈してた。

そこへ仙台育英18ー4聖光学院で「かわいそう」が発散できて良かったです。