朝日スポーツ欄に、アメリカフロリダ州で行われる野球の18歳以下の世界大会の記事が出てました。
日本チームの記者会見に手ちがいで通訳がいなかった。
で、選手団長、日本高校野球連盟会長の宝馨さんがピンチヒッターとして大活躍したそうです。
宝さんは京大名誉教授で学会などで海外経験豊富で英語も堪能ということで、よかったよかった。
それはいいんですが宝さんの専門が「水文学(すいもんがく)」というんです。
聞いたことない。
「みずぶんがく」ならなんとなくぼんやり浮かびます。
たとえば、川を舞台にした小説『静かなるドン』とか「パリの屋根の下セーヌは流れる」とか「筑紫次郎と呼ばれる大河を舞台に男と女の情念を細やかに描く『筑後川』」とか、「赤い灯青い灯映す道頓堀川、わてが初めてこいさんと法善寺さんにお参りしたんは・・・」とかいろいろな「みずぶんがく」が浮かびますが、「すいもんがく」とは?
頭をひねりにひねってやっと出てくるのは「風水」「水にありがとう」とかスピリチュアル系ですが京大名誉教授には似合わない。
調べたら「地球上の水の循環についての学問」みたい。
そうどすか、と言うほかない。
で、そうどすか、と言ってすませときますがすませられないのは「もん」です。
「水文学」の「文(もん)」ってなに?
「水循環学」でもいいし「水学」でもいいじゃないですか。
だれですか「水文学」なんて名前を付けたのは。
素人を戸惑わせようという魂胆ですかね。
犯人さがしをしたけどわかりませんでした。