若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

七輪

テレビを見てたら「七輪」が出てきました。

 

ほほ~、いまだに使ってる人がいるのか。

 

「炭のこんろ」でしょうか。

いつ頃からあったのかと百科事典で見たら、江戸中期には普及していたと書いてあった。

 

そして!

「関西では『かんてき』という」

 

そうだ!

「七輪」ではなくて「かんてき」だった!

忘れてました。

私の中で「かんてき」は「死語」になってた。

百科事典が思い出させてくれた。

 

子供のころは「かんてき」だった。

そのうち「かんてき」が身の回りから消えた。

その後目に触れる言葉として残ったのが「七輪」だった。

で、私の中で「かんてき」が「七輪」になってた。

 

子供のころ「文化七輪」(?)を売りに来たことがありました。

近所の奥さんたちを集めて宣伝した。

今の家庭のごみ出し用の大型ポリ容器みたいな形のもので、「画期的新製品!」という触れ込みだった。

簡単に火がついてあっという間にご飯が炊きあがる。

母も買ったと思うんですが詳細は不明。

 

「かんてき」と似たような境遇の言葉に「にぬき」があります。

子供のころは「にぬき」で今は「ゆで卵」。

しかし、家ではいまだに「にぬき」を使ってます。

内と外で使い分けします。

友人の奥さんが福島出身で、昔彼女に「にぬき」と言ったら「なにそれ?」と不審な顔をされたことがあって、それ以来注意してます。

 

こどものころは「ゆで卵」というのは外来語みたいな感じでした。

「にぬき」は「絶滅危惧種」かな。