若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

働き方

小中学校の先生の働き方が問題になってます。

ず~っと問題になってます。

長時間勤務の上残業手当がまともに払われてない。

先日も新聞に出てました。

 

読んだ家内が言うんです。

「昔からそうよ。私は残業手当なんかもらったことない」

 

この言い方にはちょっとひっかかった。

 

「あのね~。残業しないと残業手当はもらえないよ」

「ムッツリ」

「残業なんかしたことあるんか?」

「ムッツリ」

「早退とずる休みはしたことあっても残業はないやろ!」

「ムッツリ」

 

家内を黙り込ませたのは初めてではなかろうか。

家内は高校の先生をしてましたが出産を機に退職したので私が知ってるのは1年か1年半のことです。

短い期間でしたがずっと疑問に思ってた。

 

「学校の先生って自分の授業がすんだら帰っていいのだろうか?」

 

残業のザの字もなかった。

一度だけ遅くなって駅まで迎えに行ったのをいまだにはっきりくっきりおぼえてるほどです。

駅までは歩いて5分くらいだし住宅地だったんですがなんたって新婚さんでしたからね~。(*^-^*)

 

先生というのは1時間いくらという請負仕事みたいに思ってたんじゃないか。

50年前のお嬢さん、何を考えてたかわかりません。

 

本人は授業に進路指導に大車輪の活躍だったと言ってますが、私から見れば会社から帰ったらいつもいるし夏休みとかのんびりしてるし、これでいいのかという感じでした。

 

こんなことを書くとヒンシュクものかもしれませんが、まあ50年前の話ということで。

いや、そんな引け目を感じるような話ではなく、今の先生たちが置かれている状況からすると一服の清涼剤というかちょっといい話というか夫として自慢してもいいような話、でないことは確かである。