どういうわけか頭にぱっと浮かぶことがあります。
「ヘレン・ヒギンス」が浮かんだ。
浮かんでから、「誰じゃ?」と思った。
女の人ということはわかる。
何も思い出せないのでウイキペディアで調べました。
昭和20年代30年代に活躍した人のようです。
父がロシア人母が日本人で、ファッションモデルで映画にも出てる。
この人です。
顔はおぼえてない。
1956年には本も出してます。
『モデル募集:8頭身の公開状』。
映画は1958年の『ソ連脱出 女軍医と偽狂人』他何本か。
ネットに大橋巨泉さんの思い出話がありました。
「テレビ番組でヘレン・ヒギンスが網タイツで踊る番組があって男風呂が空になった」
う~ん、網タイツの記憶はないですがとにかく名前だけ浮かんだ。
で、戦後すぐの外人名前として「ジョージ・ルイカー」が浮かんだ。
いわゆる「ヘンな外人」というのでしょうか。
ラジオの公開番組の司会をしてたのをおぼえてます。
最初に客に向かって「ボク、ダレ?」と呼び掛けて客が「ジョージ・ルイカー!」と答えるんです。
おぼえてるのはそれだけ。
で、続けて「アナヒスト」が浮かんだんですがこれは薬の名前というのはおぼえてました。
子供には迫力ある名前だったんだと思います。
ジョージ・ルイカーの番組のスポンサーの商品だったのかもしれない。
調べたらアメリカ製の風邪薬で小野薬品が輸入して売り出した。
ネットに1952年に薬局を開業した方の手記がありました。
そのころ風邪薬と言えば「改源」くらいしかなかったが「アナヒスト」が輸入薬としてさっそうと登場したそうです。
「アナヒスト」を追うように「ルル」「ベンザ」「パブロン」などが出た。
「アナヒスト」は切手マニアの間でも話題になってます。
発売元の小野薬品には海外から届いた封書やはがきがたくさんあった。
その切手をはがして「アナヒスト」のおまけとしてつけたそうです。
切手をはがして風邪薬のおまけ(-_-;)
戦後やなあ・・・。