朝日新聞。
アメリカの歌手ハリー・べラフォンテさんが亡くなった。
1956年の「バナナボート」で有名な人、と聞いても若い人にはわからんかな。
私にとって「バナナボート」と言えば、え~っと、よくわからんけど強烈です。
小学生だった私にとって個人的社会現象、という言い方はおかしいけど、とにかくよくわからんけど「バナナボート」なんです。
ボクだけじゃない!日本中がバナナボートだ!という感じだった。
無茶苦茶ヒットしたとか売れたとかじゃないかもしれんけど小学生の私にとっては無茶苦茶強烈だった。
歌った「カリプソ娘」浜村美智子さんも強烈だったし歌いだしの「デーオ!イデデイデデ・・」が強烈だった。
ノーテンキでばかばかしくて完全に小学生男子向けの歌。
元の歌は「労働歌」だそうでノーテンキでばかばかしい歌じゃないみたいだけどそう受け取った。
家内に聞いたら知ってるというので70歳以上の日本人なら誰もが知ってるのじゃないか。
NHKか朝日で調査してほしい。
「『バナナボート』という歌を知ってますか」
当時の小学生中学生なら100%知ってる気がする。
90代100代で70%かな。
ノーテンキ系の歌と言えば1954年江利チエミが歌った「ウスクダラ」もいい勝負です。
元歌は1953年アーサー・キット。
実にアヤシイ歌で、あまりの妖しさにトルコ語(?)の歌詞もおぼえてしまったほどです。
「♪ウスクダラギデリケンオードダビリアンムール
ウスクダラギデリケンオードダビリアンムール
キャーチベンメンサタリシウーズエーテーイーチャームー
キャーチベンメンサタリシウーズエーテーイーチャームー」
ボケてもこの歌だけは歌えるかもしれません。
私が歌うのを聞いていったい何の歌か悩む人があるといけないから書き残しておきます。