10月に書いた御堂筋のスイカの話です。
第一報はNHKテレビのニュースで見ました。
御堂筋の中央分離帯にスイカができてるのが見つかって、大阪市は同じ縞模様ということでトラキチが殺到したらえらいこっちゃということで撤去した。
続報はそのスイカがプランターに移植されて市役所で展示されてるという話でした。
移植後弱ってるということだったのでトラキチが心配してるのではなかろうかと心配してました。
その後話題にならないので枯れてしまったのかと思ってたんですが今日のNHKニュースで取り上げてました。
スイカはその後「咲くやこの花館」で手厚く保護されてたんです。
「咲くやこの花館」というのは1990年の「国際花と緑の博覧会」のメインパビリオンとして大阪市が作った国内最大級の温室です。
御堂筋の中央分離帯から大阪市役所に移っただけでも立派なもんですが「咲くやこの花館」ときたら一大出世ですよ。
熱帯から極地圏まで世界各地から集められた5500種類の植物たちに交じって御堂筋のスイカは感激してると思います。
たぶん「私なんかとてもそんな・・・」と辞退したのを無理に連れて行ったと思う。
「ど根性スイカ」と名付けられレッドカーペット!
それだけだとちょっといい話なんですが、なんと大阪市民の間から「中を見たい」という声が上がり、本日「スイカを切る会」が開催されたというのでかっくんとなった。
切るんかい!
かっくんとなった私に追い打ちをかけるように「切る会」のあと「試食会」が開かれたというのでかっくんかっくんとなった。
食うんかい!
来場者が直径20センチほどのスイカを一さじずつ試食してました。
種を採取して「咲くやこの花館」で来年以降大阪市特産品として末永く育てていただきたい。