録画してあった映画を見ました。
高校生の時見た映画です。
小学生くらいの女の子がちょこまか動き回るというくらいの記憶です。
映画が始まってすぐ「え!?」と思った。
カラーだったんです。
白黒だと思ってた。
内容については私の記憶は正確で、女の子がちょこまか動き回った。
当時妹みたいだった女の子が孫みたいになってるのが不思議と言えば不思議であった。
高校の時は映画は「名画座」で見てた。
二本立てか三本立てで100円くらいだったと思います。
よく行ったのは「戎橋劇場」と「大毎名画座」ですが、この映画は東大阪の布施駅前の名前を忘れた映画館で見た。
「フランス映画特集」だったのかもう一本は「シベールの日曜日」で、「フランス映画ってなんかちがうなあ」と思った。
当時まともな映画館で見た数少ない映画が「ウエストサイド物語」。
高校一年の時上六映画劇場で見ました。
大当たりの映画で、何度目かの上演で見たんです。
「10回見た」とか言う人があるほどでした。
美術部のS君と行きました。
授業がすんでから映画を見に行って、学校に戻って絵を描いたんですが先輩から怒られた。
大きな展覧会の前だったんです。
「展覧会前に映画を見に行くなんて」と説教された。
その時の予告編が「青年」という映画でした。
ヘミングウエイ原作で「ウエストサイド物語」で評判のリチャード・ベイマー主演ということで、S君と見に行くことにしました。
で、次の週だったか行ったらよほど入りが悪かったみたいで上映打ち切りになっててかわりに「終着駅」という古い映画をやってた。
それをどういうわけか二人で見た。
映画のほうは記憶にないんですが映画館のサービスははっきりおぼえてます。
コーヒーが出た。
そして上映前にジャズバンドの演奏があった。
たぶん映画の斜陽化が言われだしたころで、いろんなサービスを考えてたんでしょう。
苦しいサービスですね。