若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

プレーオフ

野球に興味はない。

今年はダイエーが優勝したのか、と思ってたら、プレーオフで西武が優勝?
これはいったいなんですか。

ゴルフで同点の人が決戦を行う「プレーオフ」はわかる。
大リーグで、各地区の優勝チームが決戦を行う「プレーオフ」もわかる。
パリーグの「プレーオフ」は理解不能だ。

昔々、私がまだ野球に興味のあったころ、南海ホークスに鶴岡監督という人がいた。
「親分」と呼ばれていた。
「ゼニの取れる選手になれ」が口癖だった。

ある年、ホークスとどこかが終盤まで優勝を争って、あわや同率で決定戦かということがあった。
プレーオフ」などというわけのわからん言葉はなかった。

その時、鶴岡監督は、「ここまで来たら勝負やないで。決定戦までいかんとウソやで」と言ったのだ。
さすが商売人!と感心した。

パリーグは、商売のために「決定戦」をでっち上げたのだろう。
盛り上がったそうだが、でっち上げられた決定戦で盛り上がるようでは、日本も終わりだ。

葬式がおかしいのは私たちがおかしいからだ。
スポーツがおかしいのも私たちがおかしいからだ。

陸上や水泳の競技で、「0.1秒」を争うのはおかしい。
ほとんど精神的な病と言っていい。
我々の生活の時間感覚とずれがあるからだ。

このずれを正さなければならない。
学校の授業は「8時10分開始」ではいけない。
「8時10分15秒08開始」とする。

「今何時ですか」という聞き方もいけない。
「今何時何分何十何秒ですか」と聞かなければいけない。
答える方は、「今、10時53分28秒ゼロ3、4、5、6・・・」と答えなければならない。
早口の人でないと答えられない。
こういう生活態度が身につけば、陸上や水泳の記録を聞いても違和感がなくなる。

ドーピングもおかしい。
スポーツ選手は、特殊な能力を競うだけでなく、健康な身体を競うべきだ。

大体検査が手ぬるい。

血液検査は、原則1リットル採取とする。
これで貧血を起こすようでは、スポーツ選手失格だ。

尿検査の時、他人の尿を入れた容器を股にはさんだりしてすりかえる例が多い。
尿の量が少なすぎるのだ。
検尿は、バケツに1リットルとすべきだ。
これで、すり替えはかなり減ると思う。

1リットル出なかった選手には、時間的に猶予を与える。
これがホントの、しっこ猶予だ。