金曜サスペンス劇場「走り幅跳び連続ファウル事件」
連日、テレビで世界陸上を見てます。
走り幅跳びを見てたら、出てくる選手が次々とファウルです。
踏み切り位置を超えて飛んでしまうんですね。
もうほとんど全員ファウル。
これっておかしいんじゃないでしょうか。
「世界陸上」でしょ。
世界の一流選手でしょ。
中学の陸上部じゃないでしょ。
それが次々連続全員ファウル。
おもしろくない、というかおかしい。
ルールがおかしいと言わざるを得ません。
「踏み切り位置」を決めるのがおかしい。
どこから飛んだっていいじゃないか、人間だもの。
相田みつをさんじゃなくてもこういいたくもなりますよ。
好きにさせてあげなさい。
本人が踏み切ったところから測ればいいと思います。
ほかにおかしいと思ったのは「1500メートル」。
アナウンサーや解説者が、「陸上の格闘技」と言ってました。
走ってる時の位置取りが難しいそうです。
激しく争うようです。
見てて、なるほどと思いました。
十数人が団子になって走るから、たしかに位置取りの争いが激しい。
これって「走り」と関係ないのでは?
接触して転んだり、トラックから押し出されたり。
マラソンでも、「駆け引き」とかいいますね。
「35キロ過ぎで勝負だと思っていたのに、早く仕掛けられて・・・」とか、これも「走り」とは関係ないと思います。
一人で好きなように走らせてあげなさい。
「自分との闘い」っていうじゃないですか。
「競走」を見て勝った負けたと騒ぐのはレベル低いです。
一人で泳ぎ一人で走る。
孤独な闘いを静かに見守る。
ショウビジネス化したスポーツを憂いつつ、そんな時代が必ず来ると信じて疑いません。