昨日、ライスさんが日本語ができればいいのにと書いたところだが、実はできたのだ。
ライスさんは、昨日ワシントンで開かれた日本人記者クラブでの会見で、日本語で挨拶したそうだ。
会場に現れたライスさんは、演壇の後方に掲げられた、「祝!国務長官ご内定」の看板を見てにっこり微笑んだ。
記者クラブ会長からの花束贈呈に続いて、日本人学校生徒代表から、「国務長官」と墨痕鮮やかに書かれたタスキをかけてもらってご満悦であった。
「にほんのみなさ〜ん!はじめました。ただい〜ま、ごしょかいにあずかりました、じきこくむちょーかーんのらいすで〜す。わたし〜は、ちょうかんですが、ゆうかんで〜す。てろのわるいひと、みんなやっつけま〜す。
わたしのなまえ〜は、にほんごでいうと、おこめで〜す。(ウインク)
わたしのくには、べいこくで〜す。わたし〜は、おこめのくにのおこめで〜す。いえ〜い!
わたしのだいとりょは、ぶっしゅさんで〜す。ぶっしゅさん、にほんごでいうと、やぶで〜す。やぶいしゃのやぶで〜す。やぶへびのやぶで〜す。やぶからぼうのやぶで〜す。やぶれかぶれのやぶで〜す。やぶんおそれいりますのやぶで〜す。あ〜は?ちがいま〜すか?(ウインク)
わたし、にほんごあまりよくしらないあるネ。ごめなさ〜い。
うちのやぶさんじゃなかったぶっしゅさんのこと、みなさ〜ん、あまりしんらいできないとおもてますね。
でも、だいじょーび。
わたしがいつもつっついてま〜す。
あ、しっつれーしました。わたしがいつもついてま〜す。(ウインク)
え?あんたみたいなきのきついおんながついてるほがよけいしんぱい?ほっといてちょーだい。
でも、ほんと、やぶさんじゃなかったぶっしゅさん、きのどくで〜す。いえでおくさんにきをつかって、しごとでわたしにきをつかって。あのひと、あたまつかわないけど、けっこうきをつかいます。
『らいすちゃん、あんたのせいでいかいようになった』いってました。
『いかいよう、いたいよう』いってました。(ウインク)
えへん、ごらんのとおりのじゃくはいで、がっしゅうこくこくむちょかんというじゅうせきに、みのひきしまるおもいでごぜますが、みなさまがたのごきょうりょくをいただきまして、ぶじつとめさせていただきたいとぞんじますので、よろしくおねげーもしあげま〜す」