きのうは、はなちゃんのスカイプデビュー。
孫をスカイプで見せびらかしたい人は多いだろうが、私はちがいます。
東京にいる私の妹が、はなちゃんを見たくてたまらないだろうと思っただけです。
妹にも、孫が二人いるが、男の子です。
だから、はなちゃんを見たいにちがいない。
実は、妹の学生時代のニックネームが「はなちゃん」なのです。
学生時代の友人からは、今も「はなちゃん」と呼ばれている。
ウチの娘夫婦は、もちろんそんなことは知らず、「はな」という名前をつけたのであるが、私は、名前が決まったとき、妹に、「娘夫婦が、叔母さんみたいな知的で美しい素敵な女性になってほしいという願いをこめて、学生時代のニックネームにあやかって、はなちゃんにした」と伝えた。
気を良くしてお祝いをはずんでくれるかもしれない。
たくさんのお祝いをもらってから、あれはウソだったと真実を語ろう。
ウソなら返せといっても、もらったものは返さない。
なんの話か。
スカイプだ。
夜、おっぱいを飲んでご機嫌のはなちゃんを抱いて、私はカメラの前に座った。
画面の妹に向かって、「は〜い!初代はなちゃん!二代目はなちゃんで〜す!」と語りかけた。
妹「わ〜、かわいいね〜!」
私「初代そっくり」
妹「色白いね〜」
私「初代そっくり」
妹「お目目ぱっちり」
私「初代そっくり」
かなり気を良くしてたから、かなりはずみますよ。
かなりはずんでも返さない。
なんの話か。
スカイプだ。
スカイプに重大な欠陥があることがわかった。
スカイプで対話すると、相手の映像が大きく映って、こちらの映像が、すみっこに小さく映る。
私は、その設定を逆にしたかったが、できないようだ。
これは重大な欠陥である。
私は、妹の顔が見たくてスカイプしたわけではないのだ。
妹が見ているはなちゃんのアップを、私もアップで見たい。
妹の顔なんか、画面のすみっこに小さく映っていればいい。
映ってなくてもいい。
お祝いだけもらえばいい。
もらったものは返さない。
なんの話か。
スカイプだ。
孫ができてスカイプを利用する人は今後ますます増えるだろう。
そういう人たちは全員、相手の顔なんか見たくないと思う。
スカイプ関係者は若いので、そういう気持ちがわからないのだろう。
画面の設定を変えられるよう提案する。