ライス大統領補佐官が国務長官になるそうだ。
「コンドリーザ・ライス」
「コンドリーザ」という名前は、これまで聞いたことがない。
すごくかっこいい名前か、すごくヘンな名前かどちらかだろう。
ライスさんが日本人でなくて良かったと思う。
もし彼女が日本人だったら、小学校のとき、絶対、「カレーライス」というあだ名をつけられて、からかわれていたに違いない。
私といっしょの組ならきっとからかっていた。
そして、私が、「カレーライス!」と言ったら、ライスさんに、「なんじゃ!この福神漬け!らっきょ!長崎ちゃんぽん!」と倍くらい言い返されて、へこまされていたことだろう。
いっしょの組でなくて良かった。
ライスさんの写真は、非常に賢そうに見えるが、秀才だと聞いているから賢そうに見えるだけかもしれない。
秀才である、という先入観を捨てて見れば、「きつそうな女やなー」と思うだけかもしれない。
歯並びはいいと思います。
ロシア語、フランス語、スペイン語ができるそうだ。
可愛げがない。
日本語が得意、というなら好感が持てるのであるが。
ピアノが大変上手だそうだ。
それくらいでは驚かない。
ピアノを一人で動かせるというなら驚く。
フィギュアスケートも上手らしい。
面白くない。
ローラースケートでホワイトハウスを走り回ってるというなら面白い。
危なくてしかたないのでパウエル国務長官が辞任するというならもっと面白い。
大統領補佐官として、大統領の信頼は絶大だ。
「彼女はしっかりしてるし、愛嬌はあるし、料理はうまいし、掃除も洗濯も得意だ」
大統領、ライスさん礼賛。
小泉首相が訪米したとき、ライスさんにふざけて
「ライスさんよー、頼山陽を知ってますか?」と言って
「やかましー!」と一喝されたのは有名な話だ。