若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

朝練

昨日は、朝9時からバンドの練習。
高校の運動部並みではないか!気合が入ってるなーと思われるかもしれないが、練習スタジオがその時間しか空いてなかったというだけの話だ。

スタジオはイトーヨーカ堂にある。
車が少ないのであっという間についてしまった。
日曜の朝8時半、イトーヨーカ堂の広大な駐車場には、私と同じように思ったより早くついてしまったボーカルのYさん、ベースのK君、サックスのN君の車があるだけであった。
広々して気持ちがいい。

少し遅れてドラムのIさんがやってきた。
キーボードのM嬢はお休み。

9時の開店と同時にスタジオ入り。
練習を始めてすぐ、Yさんの歌がいつも以上にずれるのに気づいた。
そして、いつもより「ズレ」の修正がきかないようだ。

理由はすぐわかった。
Mさんがいないからだ。
Yさんは、彼女のバックコーラスを頼りに歌っている。
少しずれても、Mさんがちゃんとコーラスをつけるから、それを頼りに修正できる。

先生はいつもYさんに、ドラムやベースを頼りに歌うようにしなさいと言っておられる。
それは無理な話だ。
私にもできない。
私はギターを弾くとき、歌を頼りに弾く。
歌があるから、今曲のどのあたりかということがわかる。

だから、Yさんの置かれた立場がよくわかる。
バックコーラスのない心細さ、頼りなさはいかばかりかと思う。

それでいいのだとも言える。
バックコーラスと言うのは、メインボーカルを支えるものだ。
支えがなくなったら、こけて当然だ。

Yさんがこけて一番困るのは私だ。
ひきずられるからだ。
しかし、ドラムのIさんが、私と同じように、「ちゃんと歌ってもらわないとたたきにくい」と言うのは困る。
私はいいが、他の人はダメだ、というのではなく、ドラムは歌に惑わされないでほしいものだ。

Iさんが、曲のスピードを把握していないのも問題だ。
どんなスピードで始まるかわからないのではらはらする。

私を含めたこの三人の抱える問題が解決されないまま、五月のライブに突入することになるであろう。