若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ユーモア感覚

「子供のユーモア感覚を育てる」を読むために、『児童心理』という雑誌を買った。
物好きである。

この雑誌を買うのも読むのも初めてだ。
小学校の先生向けの雑誌のようである。
今月号は「ふつうの子」が特集だ。

実にまじめな雑誌である。
悩みの相談のページもある。

「男なのに胸がふくらんできました」
男の先生の悩みではない。
子供がこんな相談をしたときどう答えるかというページだ。
と思います。

織田正吉さんの「子供のユーモア感覚を育てる」という文章は、「特別寄稿」だ。
まじめでユーモア感覚のない人たちが読者なので「特別寄稿」になってしまうのかと邪推する。

読んでみた。
よくあることだが、子供のユーモア感覚を育てるにはどうしたらいいかということについてはほとんど書いてなかった。
「編集部から与えられたテーマは、『子供のユーモア感覚を育てる』でしたが、とりとめのない話になってしまいました」的文章である。

羊頭狗肉だ!」と怒るようではユーモア感覚がないといわれても仕方がないので怒らない。

子供のユーモア感覚を育てるには、ユーモア感覚のあるおとなが必要だということのようだ。
なるほど。
とすると、(A)子供のユーモア感覚を育てるには、ユーモア感覚のあるおとなを育てなければならない。
ユーモア感覚のあるおとなを育てるには、まずユーモア感覚のある子供を育てなければならない。(B)
そして、ユーモア感覚のある子供を育てるには、ユーモア感覚のあるおとなを育てなければならない。
(以下省略)

同じ文を書くのは面倒なので私はやめますが、読んでる人は(A)から(B)まで36回繰り返すこと。
途中でやめた人、腕立て伏せ10回と腹筋20回。

これを36回ほど繰り返して喜ぶのは、ユーモア感覚のある証拠です。
悪ふざけではありません。

36回分録音したMDまたはテープを、若草鹿之助商店ユーモア感覚検定事業部宛に送ってください。
若草鹿之助商店ユーモア感覚検定事業部から「ユーモア感覚検定3級(略称:ユー検3級)合格バッジ」を授与します。

「ユー検3級バッジ」を受け取って「サンキュー」と言った人は合格取り消し。