若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

お参り

亡くなった叔父のお参りに行った。

母の弟だが、親戚づきあいをあまりしない人だったからか、この叔父とも叔母とも顔を合わせた記憶があまりない。子供がなかったので余計縁が薄かったのかもしれない。大阪と西宮、近くにいながら、一番記憶に残っているのが、50年前、母に連れられて叔父の家を訪問した時のことなのだから、相当なものだ。

叔母に最近会ったのは、三十年前の私たちの結婚式。上品なおとなしそうな人で、会話らしい会話もしたことがない。だから「印象」というほどのものもないのだが、なんとなく、「人と打ち解けにくいおすましさん」という雰囲気を感じていた。

訪問しても、共通の話題も少ないし、間がもたないのではなかろうかと心配だった。叔父に関する数少ない思い出を、一生懸命思い出して行った。それでも話が途切れて、気まずい沈黙が続くのではないかと心配だった。

私の人生で、これほどの杞憂、バカバカしい心配はかつてなかったし、これからもないであろう。
間がもたないどころではなく、口をはさめないのであった。一時間半、私と家内は黙っていればよいのであった。というか、黙って聞いているしかなかった。なんちゅうかもう・・・・。(-_-;)

話はかわるが、文部科学大臣なんとかならんのか。小坂憲次さんです。荒川静香選手が金メダルの報告に訪れた映像を見て恥ずかしかった。

荒川選手に向かって、
「ロシアの選手が転んだ時は、ヤッター!と叫びましたよ」
はい、私も叫びましたよ。
ヤッター!
多くの、私みたいな軽薄な日本人が叫んだと思います。

しかし、文部大臣室で、荒川さんに向かって、テレビカメラの前で言うことではないしょう。スルツカヤ選手のこけ方より小坂さんのこけ方のほうがひどい。早速、記者会見で批判されていた。

「大臣、あれでは荒川さんに失礼じゃありませんか。文部科学大臣という立場上、教育的にもまずいのではないでしょうか」
「失礼しました。スケートだけに口がすべりました」
「えーかげんにしなさい!」
「ほんとにネッ!」