今日は、朝から家内と、奈良市音声館(おんじょうかん)に行った。
第12回「なかよしファミリー劇場」だ。
アマチュア劇団「なら人形座」の紙芝居と、プロ劇団「ココン」のマリオネットの公演。
人形劇に関わっている家内の知り合いが誘ってくれた。
客は、保育園、幼稚園くらいの子供が四十人ほどと、その親で、「純大人客」は、私たち三名だけのようであった。
紙芝居、人形劇は好きだ。
我が家には、紙芝居用の舞台と、大量の紙芝居がある。
ウチの子供たちにしてやりたかった、というか、私たちがしたかったというか、とにかくたくさん買った。
会場に、たくさんの子供が集まって、ころがったり、髪の毛を引っ張り合ったりしているのを見ているだけでうれしくなる。
誤解されるといけないので、お断りしておきますが、小さい子を見ているのがうれしいだけで、お世話しようというのではありませんから、預けにきたりしないようお願いします。
開演前、会場に音楽が流れているのはいいが、どういうわけか、ボサノバだ。
なぜだ。
今の子供は、紙芝居なんかにたいして興味をひかれないのではないかと思っていたが、そんなことはなかった。
のりのりであった。
おじさんの思うままである。
マリオネットになると、いっそうのフィーバーであった。
「チャハハ丸とへへへ丸」
一人で四つの人形を操るのが、大人の目で見てもすごい。
脚本、人形の出来、口演、お見事というほかなかった。
怪物ウシガエルが登場すると泣き出す子もいた。
チラシを読むと、2月には、東京で公演をしたようである。
ほほう、とチラシを拾い読みしていて驚いた。
「東京公演は・・・無事終えることが出来ませんでした」
なぬ!
一体東京公演でなにが!?
あわてて読み直す。
「東京公演は、多くの方の御協力がなければ、無事終えることが出来ませんでした」
そ、そうですか。
「東京公演は、多くの方の御協力のお蔭で、無事終えることが出来ました」と書いたほうがいいと思いました。