若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

経過良好

今日、耳鼻科の診察を受けてきました。

ポリープ切除手術後の経過は良好、ポリープの検査結果も悪性ではないとのことで安心しました。

手術については、はじめ、「日帰り」と聞いて安心してたんです。
お医者さんが、「特に心配だと思われるなら入院されてもいいですが」と言うので、軽く考えてました。

ところが、手術の日取りを決める時、先生に印刷物を渡されたんです。

「今回の手術の危険性について、説明させてもらいます。そこに書いてありますように、目のすぐ近くの手術ですので、視神経を傷つける可能性があり、失明の恐れがあります。現実に、失明事故も起こっています。眼球を動かす筋肉を傷つける可能性もあり、眼球が動かなくなることがあります。涙腺を傷つける可能性があり、涙が止まらなくなる恐れもあります。以上のことをご了解いただき・・・」

「セ、先生・・・鼻、詰まってる方がマシじゃないですか」
「いや、万一の危険性ということで・・・」

その話を家内にしたら、「別の病院で見てもらったら?」と心配してました。

無事終わって、まずは一件落着というとこなんですが、若干気にかかることがある。

家内は、とくに信心深い人ではないですが、なにかあると、必ず墓参りをします。
ご先祖様にお願いというんです。

たとえば、子供の入学試験の前とか、娘や息子のお嫁さんの出産前とかに、合格や無事出産をお願いしに墓参りに行く。

で、私の手術の前にも当然行くものと思ってました。
ところが、いつまでたっても、墓参りに行こうと言わない。

いや、私はいいんですよ。
墓参りなんて、なんとも思ってませんから。

ただ、墓参りしないと家内の気がすまないんじゃないかと心配だったんです。

で、手術の二、三日前に、家内に墓参りに行かなくていいのか聞いたんです。

「いいんじゃないの。気になるなら行って来たら?」

いや、私はいいんです。
家内のためを思って言っただけです。
墓参りに行かなくても平気なのかなと思っただけです。

手術後の経過良好、ポリープも良性だったということで、めでたしめでたしなんですが、そのことだけがちょっと気にかかってます。